Kabashou no Shakaigaku
Non-Fiction
キャバ嬢の社会学
2014/02/01
Character count80,380
Word count35,324
Unique words4,897
Words (1-occurrence)2,468
Unique kanji1,296
Kanji (1-occurrence)280
Average sentence length21.8
Difficulty beta Moderate
Dialogue17.1%
Duration 6 h

一流大学に通う筆者は、女らしさを売りにするキャバ嬢たちを“そうするしかない人たち”と哀れみ、自分とは違うと決めつけていた。しかし、ある時知人に「彼女たちもあなたも変わらない、違うと思っているなら、それはキャバ嬢を差別しているだけだ」と指摘され、愕然とする。真相を確かめるべく潜入したキャバクラは、想像以上の“魔窟”だった。女の矜持を刺激するランキング、“全て自己責任”のセクハラ対策、“素人性を売りにするお水”という矛盾。予想通りのくだらなさを感じつつ筆者は、徐々に夜の世界に“ハマる”想定外の自分に気づく...。キャバクラとは、病みとは、女とはなにか。86年生まれの俊英が送る、“武器としての社会学”!

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