京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。 高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。 気配り上手でさびしがりやな彼女には、 ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて――。「 あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」 奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。 彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。